合宿からの大会
2019.09.23
合宿で気合十分!

昨日の大会では、結果はともかく、チームワークができていたような気がする。

誠琉館の選手同士が、応援しあっている姿、良かったな。

こども監督とこどもコーチ。

初めてやってみた。

自分は余計なことは言わず(多分、笑)、任せた。

いい光景だったかな。


経験が力になることを保護者lineに流した。

様々な経験で力をつけ、立派な大人になってほしい。


しかし、どうしても言いたいことが…

負けた直後に泣きながらコートを後にする。
声を出して泣いている。


悲しい…


人の見えないところで泣いてほしかった。

悔しいのはわかるが、泣き顔を人に見せて何になるのか。

「よく頑張ったね」と慰めてもらうのか?
「何でもっと自分から出なかったんだ!」と叱ってほしかったのか?

泣けば親が何とかしてくれるなんて、それこそ甘えです。

日本人の「泣く」ということについては、賛否両論かもしれませんが、泣けば何とかなるという習慣は、良くない。
「泣くのをこらえる力」が、本当の力と思う。

頑張れ、みんな!
保護者の皆様も、頑張れ!
2019.09.23 07:59 | 固定リンク | 大会所感
令和元年合宿!
2019.09.16
先週土曜日早朝より、1泊2日の合宿。

今回のテーマは「強化」

「強くなる」「上手くなる」を目標とした合宿。

合宿終了したときに、目標が達成したかどうかを、作文提出にて自己評価を確認する。


昨年、すれ違いに他の道場(強豪道場!、勉強になりました!感謝!)の団体様と合同練習。

大きな声で返事をするのは当たり前で、機敏な動き(時間に無駄が全くない!)、先輩が後輩を引っ張っていくところ等、保護者含めて感動して帰ってきた。

しかし、その感動は1年続いていないことを説明した。
「みんなで声を出そうよ」と張り切っていたが、次第に普通に戻り、残念ながら今回の合宿に至るまで、本当に普通。シーンとした空気の時も…。


合宿初日から、そんなお説教からスタート。

ほとんど数多くやらない「基本練習」からスタート。
参加者全員が号令をかける…ということは、180本の突き・受け・蹴り!

合計1260本!

そりゃあ、声もいきなりつぶれる。

気の遠くなるほど、同じことの繰り返し。力も弱くなる。声も小さくなる。
しかし、自分自身に鞭を打たないと、終わらない。

輪になり一人一人が号令をかけるが、号令をかけたこともない合宿初めての生徒の必至な表情。

途中で号令が止まればやり直しされ、何度も繰り返しやり直されたことで涙する生徒も。

頑張ればできる、結果できたから基本練習が終わった。

「みんなで号令をかけるということは、次に号令をかける仲間へのバトンを渡すことと同じ」

声の大きさまでもバトンとなる。
大きな声でバトンを渡せば、受け取った生徒も大きな声になる。
小さな声でバトンを渡せば、受け取った生徒も小さくなるが、その受け取った生徒が大きな声に変え、また次の生徒へバトンを渡す。

気づいたら、これだけで1時間。

小休止。

普段やりなれないから、頭がボーっと…している生徒も。


合宿は、普段の練習時間より何倍も時間が取れる。
だから数多くこなす。
多くは語らず、数をこなす。

「手、足を同タイミング(合わせることのみ)」

徹底的に行う。

繰り返す。
集中力も共に鍛える。

これだけこなしていながらも、子供は常に元気!
小休止でも走り回り、遊び始める生徒も(笑)

元気が一番!

あっという間に初日終了。

夕食前にお風呂タイム!

合宿なので、丁寧に洗うとかなんとか、そんなことは関係ない。
これから寝るまでの時間(何時かわからぬが…笑)、自由です。
事故が起きないようにだけ、見守るのが私の義務。

普段の生活が見えてくる時間。

ササッと洗って入る子もいれば、しっかり洗う子もいる。
脱いだ服を丁寧にたたむ子、脱ぎっぱなしで入る子も。
眺めている自分としては面白さしかない。

常に何をしても笑顔の子供たち。
年齢が違っていても、楽しく仲間と過ごす。
正直、親のことなど頭に入っていない。
自由な時間。

夕食。
正座をして食べる子、手をついて食べる子、人差し指で茶碗を持つ子、何杯もお替りする子、おかずの交換をしあう子。
みんな楽しそう。

今回は、そんな気になることにいちいち言うことをあえて辞めました。
いつもの合宿では言ってきましたが、家で言われていることを今回の合宿では、言わず。

夕食後、子供たちは保護者会企画のゲームに参加。
自分は広報担当と会議。

会議中も子供たちの楽しんでいる声が聞こえ、会議中断。
ゲームに参加。

子供たちの個性が見え、笑わせてもらいました。
楽しかったぁ!

会議再開。
分かってはいたことだが、子供たちは「寝ない」。
合宿二日目がどんなに辛いかなど、だれも考えていない。

寝かしに行くが寝ない。

寝ない。寝ない。寝ない。

寝た。

起床6時。

元気に起きる!
なんてパワーだ!
朝食も食べる食べる。気持ちいいくらいに食べる!

部屋の片付け、布団をたたむ、シーツをたたむ。
みんなでやって。
得意な子、やりなれない子、協力し合って何とか終わる。

一人一人のリュックなんて確認はしない。
自分のものは自分でしまう。丸めて入れようが何しようが、それがその子の力。
手を貸すこと自体が、学ぶ機会を失う。

リュックのチャックが閉まらない。荷物が飛び出て閉まらない。

知りません。

入らないことを考えて行動する。
(保護者の皆様、帰宅後のカバンを開けた時に、驚くほど汚く入れていることに叱ってしまいましたか?もし叱っているのであれば、それは間違いです。子供たちは、それが今持っている力なので、このタイミングで教えるべきです。普段手を貸しすぎていると、このような結果になり、叱る親がいます。失礼ですが、間違っていますよ。親がいないときにできるようにするには、手を出しすぎないこと。子供だって、きれいに入っていないことぐらいわかります。親がやっていることを目にしているので分かっています。親がやらせないからです。手を出すことに対して「親の自己満足」がこのような結果を生んでしまいます。)

2日目、練習開始。
テンションダウン…。
再度「強化」の説明をする。
「基本」からスタートとなる。

合計1260本。

合宿での「基本」練習、合計2520本。

よく耐えた!

今回は、「スーパー団体戦」で合宿を閉める。

9対9の団体戦。

「強化」が目標の今回が「勝ちにこだわる」ことを指示する。

生徒の目つきが変わる。

赤チーム、青チームに分けて、形も組手も9試合ずつ。
男女混合、学年別。

形競技、「感動した…」

合宿練習を見に朝早く来た保護者も、2日間の子供の成長に「感動」していた。

一晩合わなかった子が、こんなに成長したとは…。

形は「感動」を与えてなんぼです。

素晴らしかった。

組手競技、攻める攻める!

スピードアップ!気合十分!
良い勝負!

総合結果、赤チーム形組手総合優勝!

お疲れさまでした。


おまけで、自分と生徒の勝負(組手)。

恥ずかしいくらい動けず(笑)

蹴りの練習で、今回だけでウエストが締まった!
腹直筋が今も下半身を引き上げている。
だぶついた横っ腹がくびれてしまった!
(空手には、ダイエット効果十分にあり!)
骨盤内の筋肉が、すごいことになっている!

練習不足だった自分に反省…。


さあ、通常練習で合宿が活かされているかどうかが楽しみだ。

また、来年の合宿も楽しみだ。

楽しみがいっぱい。

幸せです。


これが自分の作文でした。
2019.09.16 08:29 | 固定リンク | 練習所感
口先だけの指導者ではダメだね(振り返り)
2019.09.04
指導者となった今では、「口先だけ」がほとんどだった。
過去の経験で、偉そうにしていた自分が、必要だった「稽古」を怠っていたかもしれない。

指導者=現役

自分の理想かな?

独立して、必死だったこの数年間、指導に徹してきました。
振り返れば、自分のことなど放ったらかしでした。

「リターン」

最近、更に刺激ある日々。

スイッチ、入れ直す時かも。

押忍
2019.09.04 23:09 | 固定リンク | 練習所感

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